題しらず | 読人知らず | |||
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間に挟まれている "海人の住むてふ" というのは 「浦」を出すための序詞と考えられるが、どこか粘るようなしつこさがあって、この歌の雰囲気と合っている。 「〜てふ」という表現を持った歌の一覧は 36番の歌のページを参照。 "うらみつる" は 「うらみ+つる」で、「恨む」の連用形+完了の助動詞「つ」の連体形。例のように 「浦見る−恨む」を掛けている。 この歌は恋歌五にあるが、似たような歌としては、恋歌三に次の在原元方の歌がある。 |
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「立ち返る」という言葉を使った歌の一覧については 120番の歌のページを参照。 |
( 2001/11/26 ) (改 2004/02/18 ) |
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