冬の賀茂のまつりのうた | 藤原敏行 | |||
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詞書にある 「冬の賀茂のまつり」とは、十一月下旬の酉の日に行なわれた賀茂神社の臨時祭のこと。 889年に宇多天皇により始められたと言われている。 「葵祭り」とも言われる、臨時でない四月の祭りならば、433番や 434番の 「あふひ、かつら」の物名のように 「葵」などを詠むところを、十一月なので 「常緑の松」を詠っているものか。 「ちはやぶる」という枕詞を使った歌の一覧については 254番の歌のページを、「経(ふ)」という言葉を使った歌の一覧については 596番の歌のページを参照。 |
( 2001/12/10 ) (改 2004/02/25 ) |
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