題しらず | 読人知らず | |||
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また、 "あふ夜のなきは"と、"夢ぢにさへや" の 「さへ」からは、夢の外では逢えることをあきらめてしまったような感じがうかがえる。 「さへや」という言葉を使った歌の一覧は 328番の歌のページを参照。続く次の読人知らずの歌も似たような状況を詠っている。 |
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「恋ふれども」という言葉からは恋歌一にある 507番の「思ふとも 恋ふともあはむ ものなれや」という読人知らずの歌が、「あふ夜」という言葉からは 636番の「あふ人からの 秋の夜なれば」という躬恒の歌や 176番の「恋ひ恋ひて あふ夜は今宵 天の河」という七夕の歌が思い出される。 「しげる」という言葉を使った歌の一覧は 550番の歌のページを参照。 |
( 2001/10/02 ) (改 2004/02/25 ) |
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