これさだのみこの家の歌合せのうた | 文屋康秀 | |||
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この歌では前半の導きの部分がうまく機能し、全体としての歌の姿を整えている。こうした言葉遊びを含む歌は、そのバランスとどれだけ印象深いかということが大切だと思われる。 他に 「吹くからに」という言葉を使った歌としては、藤原定国の四十の賀の時の屏風絵に付けられた次の歌があり、「むべ」という言葉は雑歌上の読人知らずの歌に見ることができる。 |
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「〜するとたちまち/〜につれて」という意味の 「からに」という言葉を使った歌には次のようなものがある。 |
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( 2001/08/08 ) (改 2004/03/11 ) |
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