これさだのみこの家の歌合せのうた | 壬生忠岑 | |||
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「みむろの山」を秋に行く時は、まるで、高価な錦を自由自在に我が物として身につけることができるような気がする、という歌。 "神なびの みむろの山" とは、「神のいる神聖な山」ということであり、284番の「竜田川 もみぢ葉流る」という歌でも使われている。その歌からの連想で、この歌の山は竜田川の近くと見ることもできるだろう。 "たちきる" とは錦の縁語で 「裁ち+着る」であるという解釈が一般的である。 「こそすれ」という言葉を使った歌の一覧は 1029番の歌のページを参照。 紅葉以外の 「葉」に関連して "みむろの山" が使われているものとしては、「神がきの」と修飾されている次の 「採物(とりもの)の歌」がある。紅葉と常緑の榊葉の対比と見ても面白い。 |
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「錦」を詠った歌には次のようなものがある。 |
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( 2001/10/16 ) (改 2004/03/07 ) |
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