寛平の御時きさいの宮の歌合せのうた | 壬生忠岑 | |||
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最後の "山郭公" の山はおそらく字数合わせのためであろうが、山の東側の斜面を考えれば、そこは夕べは山の影によって暗くなるのが早く、朝は東から昇る陽の光が当たるのが早い。そのようなイメージも含めているのかもしれない。 「あかず(飽かず)/あかで(飽かで)/あかなくに(飽かなくに)」という言葉を使った歌には次のようなものがある。 |
[あかず] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[あかで] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[あかなくに] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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( 2001/10/02 ) (改 2004/03/08 ) |
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