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37番 |
よそにのみ |
あはれとぞ見し 梅の花 |
素性法師 |
119番 |
よそに見て |
かへらむ人に 藤の花 |
僧正遍照 |
266番 |
ははそのもみぢ |
よそにても見む |
読人知らず |
362番 |
よそのもみぢを |
風ぞかしける |
読人知らず |
367番 |
かぎりなき |
雲ゐのよそに わかるとも |
読人知らず |
383番 |
よそにのみ |
恋ひや渡らむ 白山の |
凡河内躬恒 |
474番 |
よそにても |
人に心を 沖つ白浪 |
在原元方 |
541番 |
よそにして |
恋ふれば苦し 入れ紐の |
読人知らず |
749番 |
よそにのみ |
聞かましものを 音羽川 |
藤原兼輔 |
751番 |
人はよそにぞ |
思ふべらなる |
在原元方 |
784番 |
天雲の |
よそにも人の なりゆくか |
紀有常女 |
824番 |
秋と言へば |
よそにぞ聞きし あだ人の |
読人知らず |
967番 |
光なき |
谷には春も よそなれば |
清原深養父 |
1001番 |
春霞 |
よそにも人に あはむと思へば |
読人知らず |
1006番 |
初雁の |
なきわたりつつ よそにこそ見め |
伊勢 |
1054番 |
よそながら |
我が身に糸の よると言へば |
久曽 |
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