朱雀院の女郎花あはせによみてたてまつりける | 紀貫之 | |||
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この歌の場合、 "ものゆゑ" は 「〜でないのに」という逆接の意味を表す。この歌の一つ前にある藤原定方の次の歌でも同じオミナエシと 「ものゆゑ」が使われているので合わせて見ておきたい。 |
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また、ついでに 「ものゆゑ」を使った以下の読人知らずの三つの歌も一緒に読んでおきたい。 「ものゆゑ」という言葉を使った歌の一覧は 100番の歌のページにもまとめてある。 |
100 |
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528 |
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620 |
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この歌に出てくる 「なぞ」という言葉を使っている歌の一覧は次の通り。 |
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また、この 「なぞ(何ぞ)」は、382番と 615番の歌に出てくる 「なにぞ」と同じ言葉である。似たような言葉に 「など/などか」というものもあり、その一覧については 155番のページを参照。 「まだき」という言葉を使った歌の一覧は 763番の歌のページを、「うつろふ」という言葉を使った歌の一覧については 45番の歌のページを参照。 「色に出づ」という表現を使った歌の一覧は 663番の歌のページを参照。 |
( 2001/08/22 ) (改 2004/03/08 ) |
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